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Author:yasukomi
埼玉県狭山市にあるいのちの樹教会の牧師です。
このブログは毎週の礼拝メッセージを要約したものです。

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170101 ローマ12:2 「神と調子を合わせて生きる」

ローマ12:2 「神と調子を合わせて生きる」

 年末になりますと、その年の世相を反映した流行語大賞なるものも選ばれたりします。2016年の大賞は「神ってる」ということで、ほんとに嫌になります。しかし、私自身より不安に感じたのは「ゲス不倫」に代表されるような倫理観の欠如です。あの一連の報道が明らかにしたことは、「他人に迷惑をかけなければ何をやっても良い」という倫理観です。「見つからなければ何をやっても良い」とも言えるでしょう。子どもたちをこのような世の中に送り出さなくてはならないと思うと、ゾッといたします。一層のこと、子どもたちを教会の中だけで育てることができたらと思ったりもします。
 けれど、パウロは「この世と関わるな。交わるな。」とは言ってくれません。ただ「調子を合わせるな。」と言います。このところでパウロが「この世と調子を合わせてはいけません。」と言う時、この世と、私たちキリスト者の価値観が違うという前提の理解があるのです。本来、違う価値観であるところのこの世の中にあって、それでも調子を合わせてはだめですよ。と、こう言うのです。では私たちの価値観とは何か。それは神の御心です。パウロの本意は、キリスト者がこの世にあって、神と調子を合わせて生きるということにあるのです。
 私たちは日常、どのような生き方をしているでしょうか。神と調子を合わせているでしょうか。無意識に、この世の価値観に流されて生きてはいないでしょうか。何かを決断する時、いったい何を根拠に決断するのでしょうか。信仰でしょうか。直観でしょうか。それとも場の空気でしょうか。そういう常日頃の信仰のありようが問われているのです。
 私たちは日頃、聖書の価値観とこの世の価値観の相違にぶつかります。そして、大抵の場合、この世の価値観に寄り添う方が、事なきを得ることを知っています。当然ですね。ここ日本において、キリスト者は圧倒的少数なのです。「和を以て貴しとなす」この国において、異なる少数意見は排除されるのです。幼い頃から、みんなと同じことが大事だと教えられ、集団を乱すことは悪と教え込まれてきた私たちは、ですから事の本質を見極める前に、他と違うことを避けようとするのです。それが神の目にどう映っているかなど、意識すらせずにです。パウロは、そういう私たちの無防備な感覚に対して、あなたは神と調子を合わせて生きているか。と問うているのです。
 私たちはこの世を恐れる以上に、まず全能の神を恐れなければなりません。そして神の御心に従って生きなければなりません。人生が今限りのものであるなら、今だけを無難にやり過ごせば良いでしょう。けれど、聖書はその先があると言っています。死んでもう一度、神の前に立たされる時が来る。その罪が清算される時が来るのです。「これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にいるときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。」(申6:7)古代イスラエルでは子どもたちに律法を教えるのは主の命令でした。なぜなら、律法は崩壊した世の価値観の中にあって、神の御心に従わせる道標だからです。
 今年は礼拝の中で十戒を学びたいと思います。私たちの信仰すらも飲み込もうとする全体主義が蔓延る今だからこそ、私たちは世に調子を合わせないための、私たちの立ち位置。神の基準を学ばなければなりません。しいては、これこそが私たちを守る盾となることを覚えておきましょう。
 「イスラエルよ。今、あなたの神、主が、あなたに求めておられることは何か。それは、ただ、あなたの神、主を恐れ、主のすべての道に歩み、主を愛し、心を尽くし、精神を尽くしてあなたの神、主に仕え、あなたのしあわせのために、私が、きょう、あなたに命じる主の命令と主のおきてとを守ることである。」申10:12-13

160619 ローマ10:16-17 「人は育てられたように育てる」(狭山ひかり幼稚園理事長)

ローマ10:16-17 「人は育てられたように育てる」 東喜代雄兄