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Author:yasukomi
埼玉県狭山市にあるいのちの樹教会の牧師です。
このブログは毎週の礼拝と祈祷会のメッセージを要約したものです。

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2015/01/18 創世記46:8-27 「小さな国民」

創世記46:8-27「小さな国民」

 この箇所にはエジプトに移住した時の神の民イスラエルの名簿が記されています。全部で70人。女性や子どもなどを加えましても、総勢は300人程度だったのではないかと言われています。そして、それから430年後のことです。モーセによって率いられたイスラエルの民は、出エジプトを果たしますが、その時、歩ける成人男性の数だけで60万人。女性や子ども・老人を加えると300万人はいたと言われています。300人が、300万人。凡そ一万倍。いえ、アブラハムから考えると、300万倍。一人の人が神の召命に応えて立ち上がり、そのことが数百年後、300万人という大いなる国民とされたわけですから、神様が一人の人に持たれるご計画の何と計り知れないことでありましょうか。
 私たちは神様のご計画をどれくらいのスパンで見ているだろう、と考えさせられます。ともすればその日、その瞬間に追われてしまう私たち。祈ったこの瞬間に神様の返事が欲しい。答えが知りたい。と思います。けれど神は答えてくれない。神はどこに行かれたのかと不平不満ばかりが口に出ます。けれど、どうでしょう。神様のご計画というものは、もっともっと長いスパンで見ていく必要があるのではないでしょうか。
 アブラハム然り、ヤコブ然り。一人の人の信仰による決断は、一人の人生を左右するのみならず、計り知れない神のご計画に結びついているのです。そしてもちろん、私たちも然りであります。神の御声に聞き、そしてそれに従う。その時、神は私たちを、ご自身のご計画の内に大いに用いてくださるのです。
 神の約束はあまりにも規模が大きくて、私たちはもしかしたら躊躇するかもしれません。私は、そこまで大きなことは望んでいない。私は変化を望まない。アブラハムが御声を聞いたのが75歳。ヤコブに至っては130歳です。もう、私は望まない。静かに暮らしていたい。そういう思いは、私たちと同じように、きっとあったと思うのです。けれど、彼らは従いました。立ち上がりました。そして、その時、神のご計画は彼らを通して、後の時代に成就することとなるのです。今、この瞬間、神の御声に聞いて立ち上がるということは、私という人生だけに留まらない、大いなる祝福をもたらすことになるのです。

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