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Author:yasukomi
埼玉県狭山市にあるいのちの樹教会の牧師です。
このブログは毎週の礼拝と祈祷会のメッセージを要約したものです。

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160515 Ⅰテサロニケ4:13-18 「イエスにあって眠った人々」 召天者記念礼拝

Ⅰテサロニケ4:13-18 「イエスにあって眠った人々」

 本日は、召天者記念礼拝です。私たちがこのようにして、先に召された兄弟姉妹を覚えるということはどのような意味があるのでしょうか。それはつまり天の御国をよりリアルに感じるということであります。
 天国ということを思います時に、私たちは色々な想像をするかと思います。聖書もまた、天の御国はこのようなものだと、色々と教えてくれています。ある個所では、「天の御国はからし種のようなものだ」と言っています。「パン種」と言ったり、「畑に隠された宝」のようだとも言っています。その他にも、様々にたとえを用いて、イエス様は天の御国と言うものについて教えてくださいます。また、「もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。」とありますし、そこには私たちの住まいがすでに用意されているということを私たちは聞き及んでおります。そこでは、主の栄光が私たちを照らし、都の大通りの中央には水晶のように光るいのちの水の川が流れ、その両岸にはいのちの木が12種の実を実らせていると言うのです。そして、このような天の御国に入れられる。この天の御国において今度は朽ちない体をいただき、永遠に神と共に生きる。これが私たちの希望だと言うのです。
 天の御国については、様々に、断片的に、私たちはその情報を得ます。けれども、実際のところ、それで私たちはどれほど具体的に天の御国を想像できますでしょうか。その恵みを心待ちにしますでしょうか。そこが素晴らしい所だということはわかります。しかし正直な話、具体的なことは行ってみないとわからないというのが、本音ではないでしょうか。
 しかし、そんな私たちにとって、天の御国を確かな希望とするのが、先に召された兄弟姉妹の存在です。私たちは彼らを思うとき、急に天の御国が身近なところと感じることができるのです。
 この3月の終わりに、教会に集っていたご家族がシンガポールに引っ越されました。それ以来、我が家の子どもたちはことあるごとにシンガポールの話をします。TVでシンガポールの映像が流れる度に大騒ぎです。それまでシンガポールという国は、彼らにとって遠い国。全く関係のない国でした。けれど、今やシンガポールは行きたい国ランキング第一位です。その国がどんな国か。どういう文化で、どういう生活か。彼らは何も知りません。そんなことよりも、何よりも、そこに親しい友達がいる。すると、もう、その国は身近で特別な国となるのです。
 パウロは、「眠った人々のことについては、兄弟たち、あなたがたに知らないでいてもらいたくありません。あなたがたが他の望みのない人々のように悲しみに沈むことのないためです。」と言います。眠った人々、先に召された兄弟姉妹を覚えることが、私たちの天の希望を確かなものとするのです。天の御国はもはや遠い世界の話ではありません。私たちの実際的な希望なのです。

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