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Author:yasukomi
埼玉県狭山市にあるいのちの樹教会の牧師です。
このブログは毎週の礼拝と祈祷会のメッセージを要約したものです。

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161106 ヘブル13:4-6 「いま持っているもので」

ヘブル13:4-6 「いま持っているもので」

 イエス様はここでさらに具体的な信仰生活の実践が語られています。それは結婚と金銭についてです。
 4節「結婚がすべての人に尊ばれるようにしなさい。寝床を汚してはいけません。なぜなら、神は不品行な者と姦淫を行う者とをさばかれるからです。」不品行は日常的な性的不道徳を意味し、姦淫は結婚外の男女の肉体関係を意味します。どちらも結婚という祝福を汚す行為であり、聖書は信仰者にこれを避けるようにと命じています。何を今更と思われるでしょうか。そんなことは当たり前じゃないかと。けれど、考えてみますと、当たり前じゃないんですね。現代の世にあっては、たとえば結婚をするまで純潔をまもるだとか、生涯、夫婦で添い遂げるだとか、そういう価値観は、まるで古い化石のような扱いを受けています。それは世にあっては、もはや当たり前じゃない価値観に成り下がっているんですね。しかし、だからこそ、聖書ははっきりと言います。寝床を汚してはいけません。とです。結婚の祝福に留まるように。とです。なぜなら、それらの悪は全て、結婚という尊い関係を汚してしまう行為に他ならないからです。
 5節「金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。』」これもまた、古めかしい教えだという声が聞こえてきそうです。金銭を愛して何が悪い。それが資本主義と言うものだとです。けれど、そのお金が原因で起こる事件が後を断ちません。相続を機に、家族に争いが起こったという話をよく聞きます。時に殺人すらも起こります。お金があれば何でもできると勘違いする人が巷には溢れかえっています。犯罪ですら、お金で揉み消すということが実際にあるくらいです。お金は力です。お金は私たちの生活を保証し、私たちの価値すらも高めてくれます。お金さえあれば幸せが約束されているように思います。けれど、だからこそ、私たちはそれに囚われる人生を送ってはいけません。私たちの人生を保証するのは神ただお一人です。お金ではありません。それはいつ失われるかわからない頼りないものです。
 大事なのは、結婚にせよ、金銭にせよ、「いま持っているもので満足する」ということでありましょう。私たちはたくさんのものを持っています。今日必要なものをいただいています。私たちはこれを感謝すべきです。他人と見て、比べるとダメですね。あれが足りない。これが足りない。とすぐに思います。あれがあればもっと幸せでいられるのに。これがないと幸せには決してなれない。そうやって足りないものばかりを見ている人生は、決して幸せは得られません。いやいや、足りないのは、今あるものへの感謝です。足りない何かではなくて、与えられているものに目を向ける時、初めて、私たちの人生は豊かなものとされるのです。
 私たちは今日という日を自分の力で生きていると思っています。けれど、実はそうではありません。私たちは今日を生かされているのです。主の豊かな恵みによって養われています。だからこそ、主が「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」と約束してくださることが、私たちの喜びとなるのです。主とともにいることの幸いを覚えるとき、私たちはこの世の何を失うことも恐れません。「主は私の助け手です。私は恐れません。人間が、私に対して何ができましょう。」このように告白することのできる人生は、何と平安でありましょうか。
 欲を満たす人生に際限はありません。。私たちは今持っているもので満足する。今あるものを感謝するのです。もし、私たちが、今日を生かされているということに目を向けるなら、私たちの人生はたちまち豊かなものへと変わるのです。

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